さて、以前に鳥のむね肉を使った塩釜や、鯛を使った塩がまは挑戦していましたが
今回の材料はこちら↓
そう、『鶏丸ごと一羽の塩釜』。
失敗したら、とんでもない量の残骸ができてしまう・・・さすがに少しドキドキ。
さっそく、掃除し水気を軽くとった後
軽く香辛料をふってつるす。
水気があったために塩辛くなってしまった、という以前の失敗を繰り返さないために。
肉から水分がたれなくなってきたら、早速下準備。
内側にも、外側にも香辛料・ハーブの類をたっぷりとすり込む。
モツを抜いた空洞部分にはジャガイモを数個(小さめ)放り込んでおく。
モツを抜くために開けられたお尻を木綿の糸で縫い合わせる。
そして、塩釜の生地作り。
塩と卵の白身を混ぜ合わせシャーベット一歩手前ぐらいまで練る。
鉄板にクッキングシートをひき
その上に1cmくらいの厚みで塩釜の生地をひき
その上に羽やクビや足がはねてこないように
たこ糸で縛った鶏さんを鎮座させる。
まわりを塩釜の生地で包み込み
ひびや薄い部分が無いかチェック。
オーブンをあっためて、塩釜を投入。
待つこと2時間。
いい香りがかすかに・・・
オーブンから塩釜を取り出す。
真っ白だった塩釜が狐色に。
塩釜の下の部分は油を吸ってなんともいえないいい香りを発している。
はやる気持ちを抑えながら、木槌でコンコン割ってみる。
とたんにあふれ出す、香ばしい香り。
見た目、成功に見える!!
いやいや、ブツはでかい。中の部分までできているか確認せねば。
おしりの部分を縫っていた、木綿の糸を切って中のジャガイモを取り出す。
ジャガイモを切ってみた・・・できてる!
お腹のジャガイモができてるということは・・・まず成功とみて間違いない。
香りもいいし。
期待しつつ、口に運ぶ。
うま~い!!
余分な油は塩に吸われ肉の水分だけで蒸し焼きにされた鶏。
なんておいしいのだ~♪
お腹の中から出てきたスープにささみ部分はつけて食べる。
皮の部分はそのままほおばり
手羽先は・・持ち上げたとたん骨が肉からぽろっとはずれる。
塩加減も絶妙~
あっというまに骨だけに。(笑
我ながら、とっても満足の逸品となりました。
問題は、早くもこれをクリスマスメニューにという要望が家族からあがっていること。
たいした手間ではないのだけど・・・^_^;
追記---------------------
これからの秋の行楽シーズンに『ダッチオーブン』があれば
屋外でも簡単に作れますよ~♪
ちょっと前までダッチオーブンってなかなか手に入らなかったのに、最近ははやっているせいか種類も豊富ですね・・・・